めざせ!チマコッピ2~DISC、始めました~

ロードバイクを始めて7年。今回新たに自転車をDISCに乗り換えることになりました。

第16回(2019)Mt.富士ヒルクライム 年代別(45~49歳) 13位

今年も第16回(2019年)Mt.富士ヒルクライムに参戦。7年連続、7回目で自転車を始めて唯一出続けているレースであり、 年間最も重要視しているレースのひとつ。そして毎年過去の記録を更新し続けているのが、今年はコンディションが上がらず、昨年の67分台はおろか70分切りすら危うい状況下で本番を迎えた。結果からいえば、ついに昨年超えは叶わず、ついに落日を迎えた。でも、雨のコンディション下で何とか一昨年までは落ちることなくまとめる事は出来たかな。もっと落胆するかと思ったけど、そこまでではなく、むしろ年間のメインレースの一つを終え、ほっとしている。

追記:年代別の順位が発表されて昨年の18位から13位に浮上。順位はあくまで参加メンバーによるところが大きいので何とも言えないが、それでも結果として順位が上がっていること自体はやはりうれしいもの。雨の中頑張って走ったご褒美かな。

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日付:6月9日

天候:雨時々曇り、濃霧(スタート時の気温13度くらい)

タイム:1時間08分34秒(68分34秒)

年代別順位:13位/1235人(完走者) 

サイコン数値:68分35秒 23.94km 243w nP246w 89rpm 158/163bpm

ホイール:Roval CLX50

タイヤ:continental grand prix TT

ウェア:サンボルトセパレートワンピース、MILETアンダーウェア、指切りグローブ、アームカバー

アイウェア:JAWBREAKER

水:ボトル2分の1

補給:OVERBLAST 

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参考

2013:1時間26分47秒(ブロンズ)

2014:1時間16分58秒(ブロンズ)

2015:1時間14分14秒(シルバー)

2016:1時間11分57秒(シルバー)

2017:1時間09分49秒(シルバー)

2018:1時間07分49秒(シルバー)

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【レース前】

3時50分起床。3時半の目覚ましを止めて二度寝をしたみたい。前日も21時には就寝し、しっかり休む事ができた。ツィートで雨が降っている事を知るが、何だか他人事のように感じ、まずは朝食。しっかり食べる。おにぎり2個、ガーリックフランス1本。それにバナナ2本に信玄餅2個。少々食べ過ぎ。前日より完全に満腹中枢が壊れた。

4時半からホテルの駐車場でローラーでアップ。気温も低く、 雨がしっかり降っているので、じっくりアップをした。計47分かけてしっかり汗をかいた。

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アップ 10分

LAMP L2〜L4 10分 186W

レスト 5分

ファストスピン 1+1×4 8分

レスト 4分

SST  5分 230w

ダウン 5分

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部屋に戻り、シャワーを浴びてからワンピースに着替えをしてホットオイルを塗りまくって、ワセリンもと思ったけど、結局塗らないことを選択。(結果的には塗るべきだったな) 靴にはVELOTOZEを装着して用意完了。念のためゼリーを飲んだ。(これは完全に余計だった)

雨の中待機は辛いので6時25分に宿を出発。 雨はさっきよりも強くなって結構降っている。前日に荷物を預けてあるのでゆっくり会場に入れるのがよかった。 ホテルから5km弱の道のりを淡々と走って6時50分くらいに会場入り。途中昭和大学前の気温計は13.5℃だった。

すでに自転車を並べる隙間もないので、隅のフェンスに立てかけトイレに行く。その最中にチャンピオンがスタートとなり結構慌てて第3ウェーブのお尻付く。着ていたウィンブレを脱いで背中に入れる。緊張感がないままなんとなくスタート。

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【レース】※目標設定がなかったので昨対比

①0km~5km:斜度6.4% 標高差322m

16:11(16:11)昨年:16:05(16:05)+6秒(+6秒)

257w nP258w 91.0rpm 154/159bpm

パレード区間を走っていると計測タグが緩くなり、一旦停止。慌てず付け直して走り出すと完全に最後尾というか周りに誰もいない。急いで集団に追いついてリアルスタート。今年もサイコンのスタートボタンも計測地点の真上ぐらいで押せたと思う 。最後尾からのスタートなので人をかわすのに難儀するけど、慌てずに走るように努めた。とにかく1合目まではゆっくり目のペースを意識して走る。脚の合いそうな人が少ないので、待ったりせず自ら引っ張るような事も多かった。LAPを確認すると目標より6秒くらい遅い。 そして、 記憶はあいまいだけどだいぶ雨も強くなってきた気がする。

②5km~10km:斜度5.2% 標高差262m

14:14(30:25)昨年:14:03(30:08)+11秒(+17秒)

246w nP248w 88rpm 158/163bpm

この区間に入りなんとなくトレインを乗り換え、時には単独でも走るように意識する。ブリッジをかけるので先頭になる事も多かったけど、自らリズムを作れているのでハルヒルなんかよりはずっといい。ブリッジをかけても2〜3人は常な一緒だった気が。この人達のうち1人は最後までずっと一緒に走ることになる。ただ、たまにローラー後に飲んだゼリーが戻ってくる感じがして気持ちが悪かった。そしてやはりここでも少し遅れている。

③10km~15km:斜度5.3% 標高差264m

  14:50(45:15) 昨年:14:35(44:43) +15秒(+32秒)

  242w nP245w 87rpm 159/161bpm

この区間はとにかくトレインから千切れずにまた自分からも引くように努める。あまり記憶がないのが本音。雨が降っているのか前走の巻き上げか、まぁどっちもなんだろうけど、いずれにしろもうどうでもいい感じ。まだ10kmもあるのかって思った事は確か。結果的に15秒遅れで徐々に昨対比で遅れの幅が大きくなってきた。

④15km~20km:斜度5.2% 標高差260m

  14:21(59:36)昨年:14:15(58:58)+6秒(+38秒)

  236w nP238w 88rpm 158/161bpm

区間の続きである程度のトレインで走る。 時折、切れそうになるが我慢する。また、逆にかなり楽になって集団を引く。一定ペースにならないのが辛い。斜度がないせか、それとも標高の高いせいかわからないけどパワーが大分落ちてきた。念のため持ってきた補給をとる。リキッド状だけど味が濃くてむせた。poppoさんを見つけ、一声かけて引き続き集団で走る。そしていつものあの場所に差し掛かる。昨年は大沢駐車場のヘアピンで千切れてしまったが、今年はペースが少し遅いせいかまだ脚がある。とにかく千切れないように頑張る。少しでも人の後ろに付く事を忘れないように。STRAVAによると山岳賞区間過去最高らしい。結果的に昨対の遅れが6秒程度で収める事が出来た。

⑤20km~24km:斜度3.7% 標高差147m

 8:58(68:34) 昨年:8:52( 67:50) +6秒(+44秒)

 228w nP233w 93rpm 153/158bpm 

いよいよ、最終区間。ここでも千切れない事をイメージする。そしてこのレースの肝になる最後の平坦区間で単独にならないように気をつけるが、今年は最後尾からスタートしているので人がいなくなる事がないので助かる。そして最後の平坦へ。上りを終えてアウター入れようにも手がかじかんでアウターに入れられない。その後なんとかボタンが押せて事なきを得た。あとは集団で走る。少し遅い気がするが、単独よりマシなので集団内で脚を溜めて最後の坂に備える。そのまま最後の坂に突っ込んでラストの上りへ。この坂いつも地獄だけど、今年は何となく追い込めず淡々と走ってしまった。サイコンのボタンを押すと8分台は確認した。予想通りだけど、昨年を上回ることが出来なかった事を確認した。前走車がゴール後フラフラしたけど、自分は、そこまで追い込めなかったな。

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【レース後】ゴール後、荷物受取へ。2合目くらいからずっと一緒だった20台の選手から声を掛けられた。ずっと励みにしてくれていたようで、真っ直ぐなコメントになんか照れくさかったけど健闘を讃えあった。まだ、20代で来年から30代だそうだけどその年齢で自転車をやっている事が羨ましかった。

f:id:k_ayu1:20190609211701j:image寒すぎてすぐに歯がガクガクいいだす。しっかり雨が降っていて初めて着替え用のテントに入り、全て着替えた。着替え時間がかかったが、なんとか下山準備を整えた。f:id:k_ayu1:20190609211350j:image下山を開始して寒いけど完全に着替えているのでそこまでではない。もちろん寒いのは寒いけど。下山途中でpoppoさんとお会いすることが出来た。その後は話しながら下山させてもらった。雨の下りでもディスクは、本当に楽だったな。下山後はレース結果とフィニッシャーリングを貰って吉田うどんを食べて、早々に宿へ。昭和大学の気温計は12℃台だったので朝より気温が下がっていた。そりゃあ寒い訳だ。まだチェックアウト時間前なのでシャワー浴びて着替えることが出来た。昨年同様、富士吉田のマックでジャンクフードの塊を山ほど食して渋滞もなく帰宅。家では今まで我慢していたものをしこたま呑んで食べて今年の富士ヒルが終わった。

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まずは無事富士ヒルを走り終えることが出来た事にほっとしている。ついに昨年の自分を超える事が出来ない事になってしまったが、ちょっと前の状況からしては大分戻せたと思う。そして、昨年の事故からここまで戻って来れた事、家族(特に奥さん) には本当に感謝したい。一応、これで5年連続シルバーは継続できたのでよしとしよう。

課題は左右バランスがあまりにも差がある事。今回も55:45と10%も差がある。ここはなんとかしないと。あとはリアブレーキは一度しっかり見てもらう必要かあるな。

しばらくは休みを入れつつ今年最後の乗鞍を目指して頑張るしかない。去年の忘れ物を取りに行くためにも。