めざせ!チマコッピ2~DISC、始めました~

ロードバイクを始めて7年。今回新たに自転車をDISCに乗り換えることになりました。

NEWローラー台、GROWTAC GT-Roller F3.2

今回、予てから検討していた、NEWローラー台である、GROWTAC GT-Roller F3.2を購入をした。巷ではダイレクトドライブ全盛なのに、なぜハイブリットローラーなのか。なぜこのタイミングなのか。

このところ、練習日誌化しており、何かを買ってもインプレ的なことをしてこなかったけれど、同じようなことで悩んでいる人もいると思うのでその辺を記載してみようと思う。

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【きっかけ】
今までは自転車を初めて間もないころ購入した、MINOURAのV130という固定ローラーを使用していたが、昨年10月に今のS-WORKS TARMAC SL6 DISCを購入した時、 ローラー台もスルーアクスル対応が必要なため新しいローラー台の検討を始めたのが最初だった。
その時はいろいろすったもんだあったが、スペシャライズドアダプターを噛ませることでローラー自体はスルーアクスルでも使用できるようになったので一旦購入は見送っていた。

ただ、もともと固定ローラーのフレームへの負荷が気になっていて漠然とした不安が常にあった。

【フレームへの負荷】
これについては、ネット含めていろいろな意見があり、
・プロが使っても大丈夫なので心配は不要
・実際ローラーでフレームが折れたことはない
等の意見や一方
・負荷は間違いなくある
・プロはフレームを入れ替えられるが、アマチュアはそうではない
みたいな話も合ってどちらが本当かわからない。 ある意味どちらも正しいんだと思う。
実は、私は1台目のBIANCHIのバイクでシートステーにクラックが入り、カーボンが破断したことを経験している。ローラーだけが原因かは不明だけど、ローラーをやり始めて3か月くらいだったと記憶している。クラックが入っていることに気付いたのもローラーに自転車を設置したときだった。まあ、格安のカーボンバイクだったのでその要素もあったかもしれない。その時は購入店を通じてフレーム交換となったので時間的損失はあっても経済的損失はなかった。
そのあとのピナレロでも一台前のS-WORKS TARMAC SL5でも同じようにローラーを使用して練習していたが、カーボンが破断するとかクラックが入ることはなかった。
なのでどちらも正解なんだと思うが、私は自転車のdiscブレーキ化に際して、リムブレーキ系の物はすべて処分し、自転車はおろか余っているフレームもない状態なので、今のバイクが壊れると乗るものがなくなってしまう。
ローラー専用自転車を持っている人は負荷をそこまで恐れる必要は ないと思うが、私のように一台しかない人にとっては死活問題なので、ローラー練習をしながらもやはりフレームへの負荷はどうしても気 になってしまう日々が続いていた。
そんな時、私の前のバイクであるS-WORKS TARMAC SL5の同じカラーの方のブログにフレームにクラックが入りメーカーに確認したが保証されなかった記事があった。S-WORKSのようなトップグレードでもそのようなことがあり、結果保証されないなのであれば、やはりフレームへの負荷は明確に減らすべきで新たなローラーを早期に検討し、遅くとも乗鞍後かつ消費税増税前までには購入しようと決断した。

【選定】

検討にあたり最も重視したのが上記の通りフレームへの負荷軽減。

だが、私はZWIFTをやっていているので、そうなると当然スマートトレーナーが欲しかったのもまた事実。どうせ新たに購入するならフレームの負荷とは別の話として、今メジャーなKICKERとかTACX NEOなどのダイレクトドライブ方式のローラー台に心が揺れて、ここがごちゃごちゃになって迷ったのは事実としてあった。
そこで普段お世話になっている職場近くのショップに相談するとフレームへの負荷はないとは言えないと言われ、スルーアクスルになればさらに固定力が高くなっているため負荷という意味では今の固定ローラー台よりも高いかもしれないとも言われた。そのショップからは今後もローラー練習を続けるのであればGROWTAC GT-Rollerがよいのではとの推薦を受けた。そのショップでは取り扱いがないのにもかかわらずである。
また実は現バイク購入店で昨年ローラー台のスルーアクスル化を相談したい時も、本来ローラーなら3本ローラーがいいと思うが、スペースや騒音の関係を勘案するとGT- Rollerがいいのではという提案を受けている。

所有欲的には斜度まで再現できるKICKERや評判のいいNEOとかが良いのだが、私が今、ローラー台に求めることはあくまでフレームの負荷軽減である。
また、時を同じくして今回yuriFitでフィティングを受けたが、その際使用したローラー台がGT-Roller F3.2であったので期せずして試乗の機会を得た。
乗った感覚としては自転車自体も左右に揺れ、実走と同等とはいかずとも固定ローラーに比べるとかなりの実走感があり、確実にバランスを取ってぺダリングしていることに気付いた。フレームの負荷の軽減はもちろん、固定ローラーより実際のライドに近いので、トレーニングという意味でもプラスなのではと感じた。
さらに今後ZWIFTをやっていくにはスマートトレーナーはかなり欲しい機能であることは間違いない。 私が求めているものはダイレクトドライブ方式ではなく、あくまでスマートトレーナーなので、GROWTAC GT-RollerはGT-eSMARTを別途購入することでその両方を満たすことが出来る。
価格的には両方で10万程度になるのでダイレクトドライブのNOZAとかよりも高くなってしまうが、今求めているものはすべて満たしてくれるように思えた。

そうなるとあとはGT-RollerシリーズのF3.2とM1.1と比較検討である。新製品である、M1.1は後発だけにいい点もあり、パイオニアのぺダリングモニターみたいなPTZ (Pedaling Test Zone)や軽量でレースにも持っていきやすい。そこでGROWTAC社にメールで問い合わせてこちらの要望を記載したうえでどちらが良いか確認したところ、私の使い方ではF3.2が良いのではという提案だった。最後は、この商品が出て大分経ったのでリニューアルもあるのではと思ったが、前述した通り、リスクと消費税増税前を優先して購入に至った。

【ファーストインプレ】
昨日到着して、さっそく乗ってみたが、乗り出しや両手を離すとやはり左右に揺れるのでやや怖い感じもするが、改めて固定ローラーに比べて実走感がある。 ZWIFTのレースに出てみたが、最初は力の入れ具体が固定ローラーと違うので違和感があったが、 すぐに慣れた。走り終わった疲れ具合が、通常のローラー練とは違い、実走後の疲れに近かったのも好印象だった。またもう少し乗ったら違う印象を持つかもしれないがファーストインプレはそんなことを感じた。

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【スマートトレーナー化】
今回はローラー台のみの購入だったが、来月にはGT-eSMARTを購入しスマートトレーナ化を行う予定。
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  長々と纏まりない文章を思いつくまま書いたので読んだ方の何かの参考になれば。